005 南部 紫

005 南部 紫

“ムラサキ”の木霊(こだま)で織りなす、高貴の色。
慈しむほどに、時を経るほどに、
味わいを深めていく。

南部紫根染とは、希少さゆえに藩政時代は門外不出とされた植物・南部産“ムラサキ”を使う草木染です。
明治維新で南部藩の保護を失い一時は完全に途絶えた紫根染が、地元の努力によって甦ったのは大正5年のこと。
手絞りによる独創の模様と、絶妙の染めムラ。そして時を経るごとに味わいを深めていく「南部紫」の高貴な色彩が、この地に復活したのです。独自技法の火を消しはしない。そのためにもムラサキの国産栽培にこだわっていく・・・・・・
揺ぎない決意とともに、紫根染の伝統を守り続けます。

カラー5:南部紫

色彩値

DICナンバー: DIC-228
CMYK: C62 M95 Y26 K31
RGB: R95 G38 B91
HTML: #5F265B

南部紫根染

日本古来の染色のひとつで、南部地方(岩手県)には鎌倉時代に伝わったと言われる紫根染。江戸時代には藩の重要な産業として保護されていましたが、明治に入り衰退してしまいます。しかし大正5年に発足した「南部紫根染研究所」によって見事復活。現在は、研究所の中心メンバー・藤田謙さんが創業した「草紫堂」が、その伝統の色を守り続けています。

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