いわてのいいイロ

いわてのいいイロ

紅を注したように、 あでやかに映える。 その色は、技を磨きあげた 漆人(うるしびと)の情熱の発...

海岸沿いに、 手と手を取り合うように続く桜並木。 その色で浮かびあがる一本の線は、 後世へ...

樹脂の一滴(しずく)が、 悠久の時間(とき)を重ねて化石化した奇跡の色。 太古のロマンにひと...

降り注ぐ陽光が、 ほおずきのほっぺを染めあげた色。 ビタミンもおいしさもたっぷり、 すくす...

“ムラサキ”の木霊(こだま)で織りなす、高貴の色。 慈しむほどに、時を経るほどに、 味わいを...

北の風土と人の愛で育まれる、 短角和牛。 その毛色は、ほとばしる生命力とともに艶やかに輝く。...

こんこんと湧き出す清水が魅せる、 幻想の色。 黙して語らぬ深き地の底へと、 引き込まれてい...

それは、仰ぐ彼方に広がる夜空の色。 静寂のなか、星々が幾光年の 時空を超えてきらめく。 ...

無骨な中に柔らかな表情を 垣間見せる、鉄瓶の色。 一つひとつの造作に、 釜師の気概が貫かれ...

それは、ほのかに青白い 銀世界の色。 樹氷原に心奪われる。 ゲレンデ品質に奮い立つ。 ...

鉄道車両の色である以上に、希望の色。 復興への想いを乗せて、 リアスの海辺を走り続ける。 ...

おもてなしの心、 まっすぐ伝わるお餅の色。 うれしい時、悲しい時、 かしこまった時にも。 ...