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事例

2022.05.29

東北

「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インク(宮古市ふるさと納税返礼品)

「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インクの商品イメージ

「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インクとは

2021年11月に岩手県宮古市にて発表された13番目の地域色「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」のPR活用として、全国に多数のファンがいる「ご当地インク(万年筆インク)」の開発を行うことになりました。万年筆インクを通じて、宮古市や浄土ヶ浜の色と物語を全国に伝えファンの輪を広げていくことを期待されています。

「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インクは、岩手初のご当地インク「いわてのいいイロCOLOR INK」を手掛けるpen.菊池保宏さんの監修を得て開発されています。全国はもちろんのこと海外にもファンがいる「いわてのいいイロCOLOR INK」の世界観の一部も、この万年筆インクから体験ができることになります。

尚、この万年筆インクは、宮古市のふるさと納税返礼品に選定され、「いいイロ×ふるさと納税」の第一号の返礼品となりました。新型コロナウィルス感染拡大の影響で岩手に来ることができないファンの皆さんにとっては、お取寄せができる唯一の機会となっています。地域色の活用を通じて地域への応援につなげることは、日本地域色協会の理念にも共通することから「いいイロ×ふるさと納税」の取り組みを今後も広げていきます。

宮古市ふるさと納税返礼品「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インク

宮古市・浄土ヶ浜を応援する地域色「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」

地域色「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」は、岩手県宮古市と日本地域色協会は、市のシティプロモーションの一環として地域資源を「地域色」として定め活用を広げる取組から生まれました。宮古市は「森・川・海」の広い市域を有しており、スタートの2021年度は「海」の地域資源として景勝地「浄土ヶ浜(じょうどがはま)」の地域色(いいイロ)を作りました。この地域色は、市民からの募集、関係者のヒアリングや選考委員会を経て候補色がつくられ、市民投票により決定されました。今後は、「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」が市の広報等で活用される他、様々な商品やサービスに

浄土ヶ浜 エターナルグリーンのストーリーボード

「ふるさと納税」を通じて届ける支援

ふるさと納税は、自分の選んだ自治体に寄附を行うことができる制度でお礼として地域の産品や税の控除を受け取ることができます。寄付の使い道を指定することができるため、寄付者の思いを反映する取り組みへの寄付が可能です。
日本地域色協会は、地域色の活用によって得られた収益の一部を地域色が応援する地域資源へ寄付や様々な支援として循環させることを行っており、ふるさと納税は協会の理念にも合致する制度です。

「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」は、2022年7月に運行再開された宮古市遊覧船「宮古うみねこ丸」のボディカラーへ採用されました。これをきっかけに地域での産品でも利用も広がってきています。宮古市へのふるさと納税では「遊覧船の運航支援」を使い道として選べるため、「浄土ヶ浜のいいイロ」の繋がりで支援が広がっていくことを願っています。

もうすぐ寄付100件到達(2023年9月29日更新)

「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インクですが、9/29現在98本のお申し込みを頂いております。2022年より少しずつ全国の方々から宮古を応援いただいております。Instagramでも、このインクを手に取っていただいた皆さまに、宮古の地域色を楽しんでいただけてる様子を拝見しています。

「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インク寄付ページ

■さとふる掲載ページ
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1278527

■ふるさとチョイス掲載ページ
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/03202/5340660

■楽天ふるさと納税掲載ページ
https://item.rakuten.co.jp/f032026-miyako/1278527/

地域色活用の広がり

2022年7月17日から運行が再開された宮古市遊覧船「宮古うみねこ丸」の船体カラーに使われたことで、宮古市内の様々な商品にも「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」が使われる機会が増えてきました。「宮古うみねこ丸」は2023年6月末時点で乗船客3.6万人を達成し、三陸宮古の豊かな海と一緒に地域色を楽しんで頂いています。

宮古うみねこ丸の船体(側面)/宮古市役所提供
宮古うみねこ丸の船体(正面)/宮古市役所提供

【インク開発状況】

返礼品発送開始のお知らせ(2022年4月30日更新)

2022年4月30日より万年筆インクの発送が開始されました。万年筆インクの色はもちろんのことパッケージやリーフレットも通じて「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」の取り組みや世界観を楽しんでいただけますと幸いです。ご寄付の際は、下記ページよりご寄付いただけます。ご寄付の際には「遊覧船の運行支援」等の使い道や皆様のメッセージをお届けいただけますと幸いです。今後も「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」の展開を応援ください。

パッケージデザイン完成・発送予定時期の変更のお知らせ(2022年2月6日更新)

「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インクはオリジナルのパッケージデザインも完成し、工場での生産段階に進んでいます。パッケージデザインも、インク同様に浄土ヶ浜の魅力をお伝えするオリジナルデザインになっており、関係者のお披露目では大変好評でした。
また、インクは3月中旬の発送を目指しておりましたが、工場稼働の状況から発送開始予定を4月30日以降と変更をせざるを得なくなりました。すでにお申し込みいただいた寄付者様には、到着が遅れてしまい申し訳ございません。引き続き完成品の到着をお待ちいただけますと幸いです。

先行受付開始・インクカラー開発中(2021年12月29日更新)

「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インクは現在、宮古市の返礼品に選定され寄付の受付が始まりました。現在、先行受付として寄付ができ、3月15日以降順次寄付いただいた皆さまへお届けしていきます。
開発はインク色の検討段階に入っております。インクカラーの監修いただいているpen.の菊池保宏さんは、「いいイロ」を万年筆インクで「どう再現するか?」毎回深く思いを巡らせていると話されていました。試作インクは、各色ごとに職人さんのアプローチが見える作りとなっており、インクが宮古市や浄土ヶ浜の色と物語を伝えていく期待感が高まってきています。

■「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インクの申込
※ふるさと納税サイト「さとふる」返礼品掲載ページ
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1278527

試作インクのボトル

試し書きの様子(写真で色再現が難しく雰囲気だけでも、実物をお楽しみに!)

関連リンク

浄土ヶ浜のいいイロプロモーション2021
https://www.1116nippon.net/project/jdghm2021/

地域色「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」
https://www.1116nippon.net/colors/jodogahama-eternal-green/

pen.(ペン) 筆記具のセレクトショップ
https://www.1116nippon.net/news/479/

岩手県宮古市 浄土ヶ浜のいいイロ(リンク先:宮古市ホームページ)
https://www.city.miyako.iwate.jp/kikaku/joudogahamaiiirobosyuu.html

浄土ヶ浜(リンク先:宮古市ホームページ)
https://www.city.miyako.iwate.jp/kanko/jyoudogahama.html

浄土ヶ浜の新遊覧船(リンク先:宮古市ホームページ)
https://www.city.miyako.iwate.jp/kanko/pleasureboat_crowdfunding_kifukin.html

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